日記

全ては「空」 20250413

ナバブロと申します。

日曜日の夕方。今日も素晴らしい一日

全ては「空」

日曜日の夕方

前回の日記(?)では「陰謀論」のことを書いた。

日々この周辺の情報収集を継続しているわけだけれど、

「この周辺」っていうのがカバー範囲が広い。

そうこうしているうちに興味の対象は、

「陰謀論」の中でも取り上げられる「宇宙人」から

「宇宙」→「脳と無意識」→「量子力学」→「仏教」…というような展開で深堀りが続いている。

キリスト教をバックボーン(実はわたしは牧師の息子)に持つわたし。

それが今、仏教について調べているということが、

どういうわけなのかわからないが、

とりあえずこのまま突き進んでみようと考えている。

人生って不思議っていうか、

マジでわけが分からなくて楽しい。

日曜日の夕方

全ては「空」

『全ては「空」である』なんてことを、

今、言われたところで「はて?」という感じだろう。

実際わたしもそうだったし、

日本と仏教の歴史や文化的な背景から、

「聞いたことはあるし、なんとなーく分かる気もするが、正直、よくわからん」的なカテゴリーの知識として、

そっとしておいている方も多いはず。

これはわたしがキリスト教を背景にもっているからというわけではなく、

現代の日本人の感覚としてはまぁ大外れしていないかなと考えている(として、このあと少し書き進めてみる)

以下(というかこの日記で展開される内容は)、

全て現時点のわたしの理解ってことでよろしく。

この世の全てが詰まっている

まず「空」という概念でおさえておくべきこと。

それは「空」っていうのは「この世の全てが詰まっている(そして、それぞれの要素は全部つながっている)」ということで「空っぽ」という意味ではないことだ。

もう少しいえば「空っぽ」という言葉、状態も「空」は含まれるものの、それは「空」の一部にしか過ぎないってこと(ここですでに「はて?」ってなっている人いるー?)

あなたもわたしも「空」の構成要素の一部。

そして「存在するという状態」も「存在しないという状態」も「空」の一部。

空間で言えば「宇宙」も、

過去-現在-未来の「時間」も、

あらゆるものの状態が、それが存在しない状態も含めて、詰まっているのが「空」

五感で感じることができる具体的な対象も、

その外側にある抽象度の高い概念的な要素も、

すべて「空」に含まれる。

ここはいくらでも並べられるけれど、

もうこれくらいでお腹がはち切れそうだと思うので、

一旦このくらいで。

全てつながっている

それでも畳み掛けるけど、

これらの要素は「全てつながっている」といわれるとまた「はて?」って感じになるはず。

よく目にするところでは

「自我」→「無我」→「縁起」→「空」みたいな感じでよく説明が展開される。

この一連の流れの詳細をわたしの語り口のテキストで、

一生懸命に書き表したとして、

他者からみて理解が進む代物になるとも思えないが、

勢いでここから一気にいってみる。

ざっくり書く

ざっくり書く。

スタートは「自分」の視点。

「自分」の構成要素を考えてみると、結論「これが真に自分だ」ということが言えないってことがわかってくる。

つまり「自分」は「なにかしらの関係性の中で定義しなければいけない」ってことに気づく。

逆に言えば「自分っていうものは存在しない。概念的に相対的な関係性の中で定義されているだけだ…」ってところにたどり着く。

たとえば、わたしの体の大部分は「水」で構成されている。

この「水」は循環していて、いずれ排出される。

しばらくすれば、体内の水は全て入れ変わる。

こういった循環は細胞レベルでも行われている。

そんな風に考えると数ヶ月前の自分と今の自分の物質的な構成要素って多分入れ替わっているはず…

ってことがわかる。

これが意味するのは「自分という確定した存在はないのだ」ということになる。

(→ここまでが主に「自我」と「無我」の説明)

そこから「全てはつながっている」という視点。

さっきの「水」のたとえの続きを書くと、

体から排出された水は、

トイレで流されて下水処理にかかり、

川に流れ出て海に辿り着き、

やがて蒸発して雲となり、

雨になってダムにたまり、

気づけば巡り巡ってあなたの体内の一部になっているかも...

ってことが考えられる。

つまり「わたしの体を構成していた成分は、巡り巡ってあなたにの一部になっているかも」ということがわかってくる。

これが意味することは、

・全てはつながっている

・わたしは時には「川」かもしれないし「海」かもしれないし「あなた」であるかもしれない

(→ここまでが主に「無我」と「縁起」の説明)

そんな感じの論理展開で、

さっき書いた「空」の概念にたどり着く。

「空」っていうのは「この世の全てが詰まっている(そして、それぞれの要素は全部つながっている)」状態

少しはイメージ出来たかしらん。

わたし自身の理解が足りていない部分も含めて、

補って読み取っていただけると幸い(←これは、なーまらムズい…と我ながら思います。ごめんなさい)

おすすめの本も数冊あるので、

興味ある方は声をかけてください〜

というわけで、

とりあえず「全ては空である」

ピース。

世界平和。

ではまた。

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