7つの習慣

時間管理の悩みを克服【3つのコツ】

2021年1月19日

「時間管理がネックでいつも仕事はバタバタ。いつも期限ギリギリ。あれもこれも一生懸命やっているのに成果はあがらない。なぜあの人はパフォーマンスが高いだけではなく、余裕があるようにみえるのだろう・・・どうにかならないものか・・」

こんな悩みの解決方法。

本記事の内容

時間管理に関する悩みを克服するためのコツを3つ紹介。

(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする

(2)一度手につけたものは完結させるか、着手の目処をつける

(3)一週間のうち1日は「ノーミティングデー」を設定する

これを実践してけば、期限通りに仕事を仕上げることはもちろん、思考する時間も増えて成果物の品質があがる。パフォーマンスが上がれば、より人生は楽しくなる。ものごとをシンプルにとらえ、より行動的になれる。

少しのコツがあなたの日常を大きく変える。

サラリーマン経験10年(銀行員6年、金融IT営業4年)の私が、実践して有効かつ即効性のあるコツを3つ厳選。

どれも今週からすぐに試せるコツです。ぜひお試しください。

時間管理の悩みを克服【3つのコツ】

今回ご紹介するコツは以下の通り。

(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする

(2)一度手につけたものは完結させるか、着手の目処をつける

(3)一週間のうち1日は「ノーミーティングデー」を設定する

(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする

これが最重要のコツ。

「すべてをスケジュールで管理する」

この思考ですべてを組み立てる。

「今日やるべきだったことが、結果として今日終わらなかった理由は、そのタスクが”今日のスケジュール”に組み入れられていなかったからだ」と考える。すでに出来ている人はここは読み飛ばしてOK。
もし、いま現在「タスクリスト」を使っている人は、ぜひ読んで。

「タスクリスト」を携帯し、その項目を上から潰していく。このように「タスク管理」を中心とした仕事の進め方は昔からあり、ある意味トラディショナルなやり方といえる。

「膨大な時間がある」かつ「期限を自分で決めていい」
このような場合は「タスク管理」のみで管理をしていても問題は生じない。自由度の効く芸術家や、実業家、経営者のような方であればこんな感じの「タスク管理」でも良い。

ただし、たとえば会社員はそうはいかない。どのような仕事であっても「期限を意識しなくていい」という状況はほとんどないはず。昨今では「勤務時間自体を短くせよ」というプレッシャーも常にかかっている状況だ。

そこで取り組むべきは「タスク管理」から、すべてを「スケジュール管理」に移行することだ。

具体的には「タスク管理」している項目をすべて

✓スケジュール帳の予定

✓Outlook(会社PCがWindowsなので…)上の予定

にいれるということだ。

たったこれをするだけで、あなたの時間管理は劇的に変わる。

あなたの「体」は一つしかないことを改めて認識することになり、自然とマルチタスクなんてしなくなる。
常に取捨選択をすることになるので「安請け合い」をすることも少なくなる。

慣れるまでは少しだけ苦労するが、まもなくその効果は実感出来るようになる。

(2)一度手につけたものは完結させるか、着手の目処をつける

次のコツはこれ。

理解すべきことは「作業を中断したあと、再開するために思い出す労力と時間は想像以上のロス」ということ。

これを理解しておけば「一度手につけたものは完結させる」というマインドで作業を進められる。

メールの返信や、数分で終わるような小さなタスク。完了までの見通しが瞬時につくようなものは、スケジュールに遅れが生じない範囲で、軽く済ませていく。量が多い時には(1)の考えに基づいて「雑務を集中処理する時間」としてスケジューリングする。どうしても完結させることが難しい事案は、苦肉の策で、着手の目処をスケジュールして一旦手を離す。

逆にいえば一つの作業に集中するために、邪魔が入らないような環境を作っておくということも大切になる。予め周囲に「その時間帯は連絡がとれない」ということを知らせておくことも有効。

いい意味で「自分のペースで仕事を進める」という感覚を養おう。

(3)一週間のうち1日は「ノーミーティングデー」を設定する

3つ目のコツはこれ。

一週間のうち1日は「ノーミーティングデー」つまり「予備日」を設定しておく。もちろん予定表上に「ノーミーティングデー」と入れておく。

基本的に、やむを得ない場合を除いて、その日は他者との予定を入れないようにスケジュールしていく。

この時間は「予備日」といているとおり、例えば予め予定していたがリスケが必要となった事案や、集中的に雑務をこなすと行った時間の使い方をする。あなたの時間として切り分けておくイメージだ。

このようなスケジュールをしておくことで、全体として時間管理の効率が圧倒的にあがる。常に余裕と、トラブル発生時にリカバーできる体制をとることにもなるからだ。

日々生まれる「アイデア」を集中的にアウトプットする時間としても、こういった時間枠は必要なる。結果として、アウトプットの質の向上にもつながる。

ぜひ「ノーミーティングデー」の設定をお忘れなく。

まとめ 時間管理の悩みを克服【3つのコツ】

時間管理の悩みを克服するためのコツを3つまとめた。

(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする

(2)一度手につけたものは完結させるか、着手の目処をつける

(3)一週間のうち1日は「ノーミーティングデー」を設定する

この様にスケジュールをしていくことで、時間管理がしっかりと行えるようになる。相乗効果でアウトプットの質も上がっていく。

どれも今週から実践できるので、ぜひ試してみてほしい。

というわけで以上。

ではまた。

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