・・・弟よ。わたしも同じようなことを思いながら、しばらく生きてきた。つまるところ「自分には関係ない」と考えていた。だがしかし、はじめてみると想像以上にカメラはおもしろい。とりあえず今日は趣味としての「一眼カメラ」について書く。
いつもどおり結論。
「一眼カメラ」には「ハマる」要素がたくさんある。
「趣味の王道」といってもいい。
それなりに「金」もかかる。
「大人の趣味の王道」だ。
「おじさんたちがおもしろいといっているもの」は、昔も今も、一定の信頼度がある。
「カメラ」や「写真」はそのなかの代表格ともいえる趣味。
この記事では、一眼カメラに「ハマる」要素について書く。
Contents
やっぱりハマる。一眼カメラ【初心者向け】
本記事の内容
◎まずおしゃれ
◎アプローチいろいろ
◎シンプルだけど奥が深い
◎まとめ
まずおしゃれ
「一眼カメラ」を趣味にしていいことは、まず「おしゃれ」ということだ。
スマホのカメラも相当高性能になっているが「一眼カメラ」には、そこにしかない”趣(おもむき)”がある。
「カメラ」や「写真」を趣味にしているというだけで、なぜか「知的」な方向に針がふれる。
つまるところ「何をメインに撮っているか」とかはさておき「カメラが趣味です」といっているだけで「知的」で「おしゃれ」になる。
そのくらいの「下心」があったほうが、結論、趣味として長続きするような気もしてる。
最近は「カメラ女子」も多いと聞く。
つまりそういうことだ。
アプローチいろいろ
「一眼カメラ」は趣味としてとらえると、いろいろなアプローチができる。
そもそも「いい写真をとる」こと自体はかなり「抽象的なテーマ」だ。
「感性」でアプローチすることもできれば、ある種「数学」的なアプローチもできる。
さまざまな「機材」を集め、コレクション的な楽しみ方もできる。
「アウトドア」にも「都会的」な場面のどちらにも「カメラ」は合う。
記録用として画像を保管してもいいし、SNSに写真をアップして、コミュニケーションツールとしても使える。
また「画像の処理」の領域も少なからず関わってくる。
よっぽど「フィルム」にこだわらないかぎり、自然とPCで作業するシチュエーションも増える。
今のあなたの「趣味」との相性もわるくないはず。
たとえば「コーヒー」が趣味なら、その風景を写真におさめてもいい。もちろん「キャンプ」や「旅」といったものとの相性もいい。
これほどアプローチの幅がある趣味もなかなかない。
きっと、今のあなたの生活を”切り撮る”ことができるはず。
シンプルだけど奥が深い
「一眼カメラは奥が深い」ことには、まちがいない。
感覚的には「コーヒー」に近い。
「シンプル」だからこそ「奥がふかい」
「おいしいコーヒーをいれる」と「いい写真を撮る」というのは似ている。
「抽象的なテーマ」だからこそ「あなたにとっての答えをみつける」作業が中心。
だからこそおもしろい。
ここで「一眼カメラ」で写真を撮る仕組みの「要素」にふれる。こちらの詳細は、今後、個別の記事でも触れていく。これらの要素が少しわかるだけでも、かなり「一眼カメラ」に対する印象は変わってくる。
つまるところ「どれだけの光をとりこむのか」という話。ただ、この奥が深い。
写真を撮る仕組みの「要素」はこの3つ。
・しぼり(F値)
・シャッタースピード
・ISO感度
しぼり(F値)
「しぼり」とは、レンズから入る光の量を調整する機能。
これを数値にしたのが「F値」(「えふち」と読む)
ちなみに”F”は英語で「焦点の」を意味する”focal”の頭文字。
F値が小さい(しぼらない状態)ほどレンズを通る光の量が多い
F値を大きく(しぼった状態)ほどレンズを通る光の量が少ない
「ボケ感」を出したい/出したくないはF値の調整でコントロールしていける。
とりあえず、いわゆる「ボケ感」を出したいなら「F値を小さくする」というのが一つの手段になる。今日はこれを覚えてくれれば120点。
ここからだいたい「被写界深度」というワードの解説に入るのがふつうだが、これ以上情報量が増えるとパニックになるので、これは次回にしておく。
シャッタースピード
「シャッタースピード」とは、シャッターが開いている時間。
シャッタースピードは1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒のように表す。
シャッタースピードを速くすると、光を取り組む時間は短くなる
シャッタースピードを遅くすると、光を取り込む時間は長くなる
たとえば「走っている電車」を撮る際。
シャッタースピードを速くすると、まさに「一瞬」をとらえることができる。
「電車が止まっている」ように、写真に収めることができる。
シャッタースピードを遅くすると、電車の「軌跡(移動した残像)」を撮ることになる。
「動きが残像としてのこる」ので、躍動感を表現できる。
ISO感度
デジタルカメラの場合「ISO感度」とは「デジタルカメラが光をとらえる能力」を表す値。
ISO感度を上げると、より「明るい」写真になる
ISO感度を下げると、より「暗い」写真になる
たとえば「夜景」や「夜空」の写真をとる場合「昼間」と比べて、周囲の光の量はかなり少なくない。
昼間同じISO感度でとれば「光の量が不足」して「暗い写真」になる。
基本は「しぼり」と「シャッタースピード」でコントロールするが、このISO感度調整できるようになると、表現の幅がぐっと広がる。
3つの要素のなかでは、ISO感度が一番イメージしづらいかもしれない。
たとえば「マイクの感度」だと思えばいい。
「マイクの感度」が高ければ高いほど「小さい音を拾う」ことができる。
一方で「雑音も入りやすい」という状況も生まれる。
ギター経験者向けには「ISOはすなわちGAINだ」と伝えるのが、一番わかりやすい。
イメージできなければ、今日はとりあえず「しぼり」と「シャッタースピード」まで覚えてくれ。
写真を撮る仕組みの「要素」はとりあえず、以上の3つおさえる。
「シンプル」だがそれぞれの値の微妙な調整で、たとえ「被写体」が同じでも、写真の出来上がりはまったく別物になる。
「どれだけの光をとりこむのか」
ぜひカメラを触りながら、このテーマと向き合ってみてほしい。
まとめ
やっぱりハマる。一眼カメラ【初心者向け】
◎まずおしゃれ
あと最近は「カメラ女子」も多いと聞く。つまり、そいうこと。
◎アプローチいろいろ
きっと、今のあなたの生活を”切り撮る”ことができるはず。
◎シンプルだけど奥が深い
つまるところ「どれだけの光をとりこむのか」を
・しぼり(F値)
・シャッタースピード
・ISO感度
でコントロールする。シンプルであるものの、想像以上に奥は深い。
これから「一眼カメラ」と「写真」に関する記事も書いていきます。
わたしの場合、そんな予感はしていたものの、やっぱりハマりましたね。
ではまた。