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「時間」と「重力」と向き合う【コーヒーを趣味に】

2021年5月16日

弟君
・なんか毎日忙しく過ぎていくだけ
・なにか趣味でも見つけたいけど何がいいかな
・コーヒーはおいしいけど、自分で淹れるほどではないかな
・・・まだ、こんなことを言っているのか弟よ。

悪いことは言わない。とりあえず「コーヒー」を淹れてみろ。

きっとハマるはずだ。わたしと同じように。

「コーヒーの世界は奥が深い」とはよく聞く。

はじめてみて、よりわかってきた。

「シンプルに沼」だ。

毎朝、まずはゆっくり「ハンドドリップ」することから一日をはじめている。

これが面白いことに「毎日味が変わる」

同じように淹れているようでも、出来上がる味が全く違うのだ。

「美味しいコーヒー」を「安定して淹れれるようになりたい」

そう思い始めたら、そこはもう「沼」だ。

この記事でコーヒーの魅力が少しでも伝わればと思う。

「時間」と「重力」と向き合う【コーヒーを趣味に】

本記事の内容

◎コーヒーを趣味に

◎「時間」と「重力」と向き合う

◎コーヒーという「シンプルな沼」

まとめ

コーヒーを趣味に

コーヒーを趣味にしたほうが良い理由を3つ上げておく。

コーヒーの魅力といってもいい。

✓なんだかんだまず「おしゃれ」

✓奥が深く向き合いがいがある

✓他者に喜んでもらえる

なんだかんだまず「おしゃれ」

さらっと「ハンドドリップ」でコーヒーを淹れられる男は単純にカッコいい。

よくわからんが「謎の知性」を”まとう”ことができる。

気づけば朝コーヒーを入れる時間が、何にもかえがたい時間になってくるはずだ。

「おしゃれ」に一日をはじめることができれば、それだけで一日は充実したりする。

そんなもんだ。

奥が深く向き合いがいがある

「おいしいコーヒー」とはいっても、様々な定義ができる。

「味」が決まるための「変数」が多くある。

それらの「変数」をコントロールして、安定した「味」を出すための術を習得していくのが「コーヒーと向き合うこと」だ。

つまるところ「コーヒ豆からお湯で成分を抽出する」という理科の実験ではあるはずなのだが、これがなかなか思い通りには行かない。

「シンプルな沼」と表現したのはこの理由からだ。

「一生付き合って行ける趣味」だ。

奥が深く向き合いがいがあるテーマだ。

他者に喜んでもらえる

「おいしいコーヒー」が淹れられるようになると、他者に喜んでもらえるときがある。

自分の趣味が他者の「幸せ」に少しでも影響を与えられるかもしれないのは、素敵なことだとは思わないか。

いつもは「自分の好みの味」を追求しているが「他者の好みの味」を考えるようになると、更に深みも増していく。

おそらく一度身につけた「コーヒーを入れる技術」は「自転車に乗る技術」と同じで忘れるようなものでもない。

「ハンドドリップ」をできるようになっておくと、間違いなく人生は豊かになる。

「時間」と「重力」と向き合う

「コーヒー」の話をしているのに「時間」とか「重力」とか言われて「は?」という感じなのはわかっている。

しかしここを理解しないと「安定して美味しいコーヒーを淹れる」のは難しい。

「コーヒーの味」が決まるためには多くの「変数」があるといった。

そのなかでも、大きな影響を与える要素に以下の二つがある。

✓抽出時間(時間)

✓お湯を注ぐスピード(重力)

抽出時間(時間)

「どれくらいの時間をかけてコーヒーを淹れるのか」ということ

だいたい3~4分くらいが目安と言われている。

ちなみにわたしの場合は300mlのコーヒーを淹れる場合4分で抽出している。

抽出時間が長いと「濃くなる」短いと「薄くなる」ということだけでなく「抽出される味の成分」も変わるので、ここを押さえるのが重要。

お湯を注ぐスピード(重力)

「どれくらいのスピードでお湯を注ぐのか」ということ

「お湯を注ぐ」というのは「お湯で撹拌(かくはん:つまり「かき混ぜる」)」ということだ。

これでも味がぜんぜん変わってくる。

ちなみにわたしの場合は4分の間に大体3回に分けて注ぐ。

「お湯を注ぐスピード」をコントロールする理由は「抽出時間」をコントロールする理由とほぼ同じ。

詳しい内容はまた別の機会でも解説する。

ここでは「たったこれだけ」の要素で、コーヒーの味が激変するということを覚えておいほしい。

コーヒーという「シンプルな沼」

コーヒーの味を決める要素は、おそろしいほど多い。

「抽出時間」「お湯を注ぐスピード」というのはそのごく一部だ。

「コーヒーの実」の生産過程から、一杯のコーヒーになるまでには、文字通り「世界の裏側から」豆を運んでいたりする。

想像以上に物理的な輸送の手間や時間がかかっている。

それぞれの工程にある「変数」を理解して、一つひとつコントロールしていくのが「おいしいコーヒーを淹れる」ということ。

真正面から向き合うには、なかなか骨のあるテーマだ。

それでも毎日コーヒーを淹れ続けると、少しずつデータが蓄積していく。

時折驚くほど「おいしい」と感じるコーヒーが出来上がる瞬間に出会う。

「なんで?」と思うところから、原因を探っていく。

そうして少しずつ「理想の味」に近づけていく。

「おいしいコーヒー」といっても「おいしいラーメン」と同じで、つまるところ「好み」の世界に入っていく。

「シンプルな沼」

「なかなかここまで面白いものはないな」と感じる。

今まさに「趣味を探している」ということであれば「コーヒー」がおすすめだ。

まとめ

最後にまとめだ。

◎コーヒーを趣味に

・なんだかんだまず「おしゃれ」

・奥が深く向き合いがいがある

・他者に喜んでもらえる

◎「時間」と「重力」と向き合う

「抽出時間(時間)」と「お湯を注ぐスピード(重力)」と真剣に向き合うこと。

これが「コーヒー」の醍醐味。

◎コーヒーという「シンプルな沼」

新しく始める「趣味」としては「コーヒー」がおすすめ。

「シンプルな沼」にようこそ。

一緒に「理想の一杯」を突き詰めよう。

ではまた。

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