・・・もちろんある。この手の本は書店でも人気のラインナップだ。ただ、本当に読むべき本というのは、そう多くはない。せっかくこの記事たどり着いたあなたには「コレ」という本を知ってほしい。読書が好き!自己啓発が好き!いくらでも時間がある!何冊も読みたい!というなら話は別。どうせ手当たり次第に本を探すのなら、ここで紹介する本をぜひ候補に加えてほしい。
この記事はこうまとめる。
・おすすめの本/自己啓発本の名盤【初級〜上級】
・嫌われる勇気【初級〜中級】
・7つの習慣【中級〜上級】
わたしは元銀行員のサラリーマン投資家。
転職を経験したり、ルーティンを磨いたり、いよいよお金の勉強を始めたりしている。
んで「資産構築」を真面目に取り組み始めた。
そうすると不思議なことが起きてる。
「お金」について考えていたはずが、いつの間にか「他者にどういった価値価値を与えられるか」なんてことを考え始め、ついには「人格」に焦点があたっていることに気づく。
いわゆる「自己啓発」の分野と重なってくる。
「(むむっっ、、、コレはこれまでやってきたことともつながるかも、、、)」
というわけで「自己啓発本」のなかでも、特にこの2冊という本を紹介する。
私は今までに何十冊もこの手の本を読んだ。
とりあえず、この2冊をおさえておけばまず間違いない。
いまピンとこなくても、機会があったらぜひ手にとってみてほしい。
この記事が、あなたの今後のビジネスや人生のヒントとなれば、これ以上嬉しいことはない。
Contents
おすすめの本/自己啓発書の名盤【初級〜上級】
本記事の内容
◎おすすめの本/自己啓発本の名盤【初級〜上級】
◎嫌われる勇気【初級〜中級】
◎7つの習慣【中級〜上級】
◎まとめ
おすすめの本/自己啓発本の名盤【初級〜上級】
「自己啓発」と聞いて連想する言葉、いろいろある。
「モチベーション」「コミュニケーションスキル」・・・
ついには「意識高い系」なんて言葉もでてくる。
そもそも「自己啓発」がカバーする範囲は広い。
幹となる「本質的要素」から、枝葉の「スキル的要素」もカバーする。
それが「自己啓発」の範囲。
場合によっては「哲学」もフォーカスに入る。
この手の書籍を手にとったものの、いつの間にか「抽象的」な議論について行けなくなって、挫折するなんてことはしばしば。
そこで、この記事で紹介する2冊の本。
どちらも「本質的かつ具体的」な本。
わたしの場合、腹落ちするところが多く、比較的スルスルと読めた。
今回は【初級〜中級】、【中級〜上級】というように紹介する。
キーワードは「世界観を変える」と「人格を磨く」だ。
紹介するのはこの2冊。どちらも自己啓発本の名盤。
◎嫌われる勇気【初級〜中級】
◎7つの習慣【中級〜上級】
ではどうぞ。
嫌われる勇気【初級〜中級】
『嫌われる勇気』
これを【初級〜中級】とした。
キーワードは「世界観を変える」
「今、あなたはどんな世界を生きているのか」
この問いにどう答えるか。
・辛い毎日を過ごしている。
・それなりに楽しくやっている。
・毎日充実した人生を送っている。
いろいろな答え方ができる。
特に「悩みがない」と答えられる人は少ないのでは。
「嫌われる勇気」はアドラー心理学をもとに「悩みの原因の特定」と「対処法の提示」をしてくれる。
アドラーはこう断言する。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
最初は「?」という感じかもしれない。
ただ、少し考えてみると確かにそうだ。
「悩み」は対人関係での直接的なやり取りや、他者と自分の比較により生まれる。
「他者との比較」や「他者からの評価」または「他者に対する見栄」というのが、悩みの根源にある。
そういった関係性の中で、劣等感が生まれる。
どのようにその比較や、劣等感の枠組みから抜け出すのか。
具体的な思考方法を『嫌われる勇気』が提示してくれる。
実はこの本に関する記事は過去にも書いている。
興味がでた方は、こちらの記事もどうぞ。
これを【初級〜中級】とさせていただいた。
まずは「嫌われる勇気」であなたが持っている「悩み」の原因の特定と理解をすすめ、そして具体的対処法を学ぶ。
7つの習慣【中級〜上級】
『7つの習慣』
これを【中級〜上級】とさせていただいた。
キーワードは「人格を磨く」
まず、こんな問いが投げかけられる。
「あなたはどんな終わりを描いているか」
答えることができるだろうか。
というか、こんなテーマとどこまで真剣に向き合ったことがあるだろうか。
『7つの習慣』の冒頭、筆者(コヴィー先生/あの強烈な印象で話題)に促される。
それは「あなたの葬式を詳細にイメージする」ことだ。
・弔問した友人はどんな弔事をあなたに送っているだろうか。
・あなたはどのような弔事を述べられたいか。
これを「人格を磨く」ことのスタートにすえる。
なかなか強烈なスタートだ。
『嫌われる勇気』は、まずは個人の世界観を変えることに主眼を置かれる。
一方『7つの習慣』は、個人レベルでの成功(私的成功)を前提とし、周囲をまきこんで価値を最大化させること(公的成功)を目指す。
『嫌われる勇気』に書かれている内容は『7つの習慣』に包含されるといえる。
たとえば『7つの習慣』では「物事の見方の変化」を「パラダイムシフト」という言葉を使って表現する。
これは『嫌われる勇気』では「世界観を変える」と表現される。
その上で、さらに能動的に発展させるというのが『7つの習慣』のスタンス。
その意味で【中級〜上級】とさせていただたいた。
「さらに発展させる」に関しては『嫌われる勇気』でも「共同体感覚」と表現され、推奨される。
ただ、個人的には『7つの習慣』の「公的成功」がより「具体的」かつ「ストイック」な印象をうける。
『7つの習慣』の方が、解釈の余地がないくらい、明確に書かれている。
わたしは過去に数回、本書を読んだ。
まだまだ実践できているというには、程遠い生活をしている。
本書の「ぶ厚さ」たるは、なかなかだ。
途中で挫折してことがある人も、わたしだけではないはず。
ぜひ一度『7つの習慣』を開いてみてほしい。
ハードルを高く感じることも理解は出来る。
ただ「人格を磨く」というテーマは「この時点で完成」というようなものではない。
おそらくは一生続く。
だから「習慣」なのだ。
これを【中級〜上級】とさせていただいた。
「終わりを描くこと」から始め「主体的であるか」を問い続け、私的成功から公的成功に至る。
求められるハードルは高い。
まぁまぁハードモード。
ただ、あなたの人生を今からでも意義のあるものにするために、十分すぎる内容が詰まっている。
いつも手に届くようなところに携えておき、読み返す。
そんな本。
嫌われる勇気【初級〜中級】と7つの習慣【中級〜上級】を上手く活用してほしい。
まとめ
おすすめの本/自己啓発本の名盤【初級〜上級】
◎おすすめの本/自己啓発本の名盤【初級〜上級】
「本質的かつ具体的」な本を紹介
・嫌われる勇気【初級〜中級】
・7つの習慣【中級〜上級】
◎嫌われる勇気【初級〜中級】
キーワードは「世界観を変える」
◎7つの習慣【中級〜上級】
キーワードは「人格を磨く」
「世界観を変える」そして「人格を磨く」そんな覚悟を持つことができれば、多分人生はイージーモード。
・・・とは、なかなかそう簡単にはいかないのはわかっている。
ただ紹介した本には、必ずこの記事を読んだあなたに必要な知識が書かれているはず。
初級からでも、いきなり上級からもでも構わない。
今日から始めてみよう。
ではまた。