銀行辞めた

銀行入ってよかったこと【銀行辞めた】

2022年6月19日

“Hello,World”

nabablogと申します。

何卒よろしく

銀行入ってよかったこと【銀行辞めた】

銀行入ってよかったこと

わたしは、今から6年ほど前に銀行を辞めた。

最近、改めて当時のことを振り返ってみたりしてる。

先日「なぜ銀行を辞めたのか」の記事を書いた。

少し、ネガティブっぽい記事になった。

今日は「銀行入ってよかったこと」というテーマで書く。

最終的に銀行を辞めたものの、

新しい職場で働き始め、

「銀行のいいところ」もみえるようになった。

銀行に入ろうか迷っているひと、

銀行に残ろうか迷っているひと、

たまたま記事を開いたひと。

どなたかの参考になれば嬉しい。

ではどうぞ。

銀行入ってよかったこと

銀行に入ってよかったこと。

いくつかあるが、この記事では3つでまとめてみた。

・金融リテラシーの基礎作りができた

・ビジネスの大局観作りができた

・日本の「組織」「意志決定プロセス」への理解が深まった

金融リテラシーの基礎作りができた

まずこれ。

金融リテラシーの基礎作りが出来た。

私は7年ほど、銀行に努めた。

大学を卒業し、地元の地銀に就職した。

主に法人融資係として仕事をさせてもらった。

リテラシーとは・・・

「読み書き」と訳される。「金融リテラシー」というと「金融の知識やスキル」って感じで使われている。”界隈”では「リテラシー」という単語を使いたがる傾向にある。

銀行業務は、まさに「金融」の基礎的なことに触れることになる。

入行(銀行に入社することをそう呼ぶ)してからしばらくは、

金融リテラシーを身につけるための「資格試験」の勉強に時間を費やすことになる。

また実際に業務でも、

例えば「法人融資係」であれば、

毎日「会社の決算書」を見て「与信判断(お金を貸していいかどうか判断する)」をするというのが一つの仕事。

自ずと「会社を見る目」という意味でも、

金融リテラシーを磨くことができる。

また、いわゆる「経営者」を相手に会話をすることになるので、

そこでも金融リテラシーが醸成されることになる。

この点は本当に良かったと感じている点。

今の活動の基礎にもなっている。

ビジネスの大局観作りができた

さっきの項目にも少し通じる。

毎日決算書を見たり、

経営者に会ったりしながら、

その会社の将来性について考える。

これを繰り返していると、

なんとなく自分なりの「ビジネスの大局観」というのが作られてくる。

ざっくりいえば、

・どんな業種が今後なくなるのか

・どんな業種が今後増えるのか

・どんな業種が残りそうなのか

といったことや、

・上手くいっている経営者の共通点

・失敗している経営者の共通点

等々が、なんとなく整理されてくる。

よく世間で言われているようなことではあるが、

それが「実感できる」というのが、

銀行員の良いところだと感じる。

「景気が悪い」と一口にいっても、

なんとなくイメージしづらい。

ただし、決算書で利益が赤字(マイナス)になっていれば、

なるほど「景気が悪い」というの解像度が上がってくる。

例えば、

「売上が下がったのね」とか

「原価が上がっちゃったのね」とか

ざっくり分析ができたり、事象の解像度があがってくる。

市場全体や業界全体をことも自然と習慣になるので、

なんとなーく、景気のいい場所とそうではない場所がわかるようになる。

もし、いまからあなたが事業を始めるとして、

ヒントを拾うという点では「銀行員」は「特等席」といえるかもしれない。

日本の「組織」「意志決定プロセス」への理解が深まった

最後にこれ。

これは、良し悪しではなく、シンプルに「理解が深まった」という実感。

これはある程度の規模以上の地銀や、

もしかすると、一定規模以上の大企業に勤めると同じように学べるかもしれない。

日本の「組織」への理解が深められると、

・「年功序列」の良し悪し

・「終身雇用的な働きかた」の良し悪し

・「教育制度」の重要性

「意志決定プロセス」への理解が深められると、

・プロジェクトはどのような観点で検討をする必要があるか

・「検討」と「スピード」のトレードオフ

こんなことへの理解が深められる。

これは、今の私の仕事にももちろん生きている。

また、これから例えば起業を考えるといった場合でも、ある程度の方針を立てるのに役立つ知識になるはず。

まとめ

銀行入ってよかったこと

◎金融リテラシーの基礎作りができた

◎ビジネスの大局観作りができた

◎日本の「組織」「意志決定プロセス」への理解が深まった

こんな感じ。

銀行員時代には本当にいろいろな思い出がある。

もちろん、世話になった人もたくさんいる。

今も、いい関係性で付き合っている人もたくさんいる。

あの時代があったからこそ、

今の自分があるという意味でも、

かなりポジティブなイメージを持っている。

今後も、これまでの経験を糧に、いろいろなことに挑戦していく。

読んでいただきありがとうございます。

明日もすばらしい一日をお過ごしください。

ピース。

世界平和。

ではまた🍌

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