本記事の内容
生活の質を向上させる時間管理の三原則を紹介する。
(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする
(2)仕組み化する
(3)いい人をやめる
この原則にそって「時間管理」に取り組めば、確実に「生活の質」が上がる。この原則はビジネスでもプライベートでもどちらでも適用が可能だ。限りある時間を味方につけ、充実した人生を送ろう。
私は数年前の転職を機に「生活全体の時間の使い方」を根本から見直しした。試行錯誤の結果、ここで紹介する三原則を実践するようになった。今ではすっかり「朝活大好きサラリーマン」となり、充実した毎日をおくっている。勢い余って、このような記事を書いている。
ぜひあなたの「時間管理」のヒントを見つけて、生活の質を上げていただきたい。
Contents
時間管理の三原則【生活の質を上げる24時間の使い方】
今回ご紹介する三原則は以下の通り。
(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする
(2)仕組み化する
(3)いい人をやめる
(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする
三原則の一つ目。これが最重要。
「すべてをスケジュールで管理する」
この思考ですべてを組み立てる。
「今日やるべきだったことが、結果として今日終わらなかった理由は、そのタスクが”今日のスケジュール”に組み入れられていなかったからだ」と考える。すでに出来ている人はここは読み飛ばしてOK。
もし、いま現在「タスクリスト」を使っている人は、ぜひ読んで。
「タスクリスト」を携帯し、その項目を上から潰していく。このように「タスク管理」を中心とした仕事の進め方は昔からあり、ある意味トラディショナルなやり方といえる。
「膨大な時間がある」かつ「期限を自分で決めていい」
このような場合は「タスク管理」のみで管理をしていても問題は生じない。自由度の効く芸術家や、実業家、経営者のような方であればこんな感じの「タスク管理」でも良い。
ただし、たとえば会社員はそうはいかない。どのような仕事であっても「期限を意識しなくていい」という状況はほとんどないはず。昨今では「勤務時間自体を短くせよ」というプレッシャーも常にかかっている状況だ。
そこで取り組むべきは「タスク管理」から、すべてを「スケジュール管理」に移行することだ。
具体的には「タスク管理」している項目をすべて
✓スケジュール帳の予定
✓Outlook(会社PCがWindowsなので…)上の予定
にいれるということだ。
たったこれをするだけで、あなたの時間管理は劇的に変わる。
あなたの「体」は一つしかないことを認識でき、自然とマルチタスクなんてしなくなる。
常に取捨選択をすることに慣れるので「安請け合い」をすることも少なくなる。
慣れるまでは少しだけ苦労するが、まもなくその効果は実感出来るようになる。
(2)仕組み化する
三原則の二つめ。
次に日々やるべきことについて「仕組み化」することを考える。
仕組み化とは、このようなことを指す。
✓効率的に進めるための仕組みを構築すること
✓あなた以外の人がその作業を出来るような仕組みを構築すること
✓「あなたの意思」以外の力を利用して実行できる仕組みを構築すること
「やるべきことがあるのに、期限に間に合わない」「時間管理が上手く行かない」
これらのことに対して「気合」と「根性」と「感覚」だけで立ち向かうのはもうやめよう。
あなたの気分が”ノッてもノらなくても”おかまいなしに「締め切り」はやってくる。だから、気分が”ノッてもノらなくても”仕事が終わっているように「仕組み」を考えよう。
「仕組み化」が「時間管理」のしやすさにつながり、結果として生活の質を底上げてくれる。
「仕組み化」を進めるには「そもそもこの作業が必要か?」を常に考える。さらに「あなた自身がその作業をする必要があるのか?」常に問いかけよう。
時にはその作業自体を「やめる」という判断をする。無駄をなくし「本当にあなたが時間を費やすべきこと」だけに注力していけば「時間がない」「期限に間に合わない」という状況は、間違いなく改善していくはずだ。
”時間管理術”というと小手先の話しになりがちだが、この様に思考を変えるところからアプローチすると視界がひらける場合がある。
ここから、少しだけ具体的な話しを。
あなた個人での「仕組み化」を考えるのであれば、まず取り組むべきは「ルーティンを確立すること」。
「ルーティンを確立すること」の効果はこの通り。
✓「選択」にかかる無駄なリソースを使わずにすむ
✓「習慣化の力」で「継続すること」のハードルがさがる
✓「日々の積み上げ」で、コンスタントに一定のアウトプットをしやすくなる
結果として「時間管理」とその先にある「生活の質の向上」につながる。
とくに「ルーティン」は「朝活」と相性が良い。
例えば私の「朝活ルーティン」はこのような感じ。
「起床」→「ストレッチ」→「ゼロ秒思考(メモ書き)」→「記事作成」→「瞑想」→・・・
「朝活」をすると、生活の質がグン⤴と上がる。
「朝活」が有効な理由はこの通り。
✓「脳が一日で最も状態が良い時」を、最も重要な作業にあてることができる
✓一日の始まりを達成感を持って始めることができる
✓朝活を軸にして生活のリズムを整えていくことができる
あなたが人生で大切にしたいこと。
今、興味があることに優先的に時間を使おう。
「時間管理」を上手くしていくには、まずはまとまった時間を確保することがスタートラインになる。
そして効率的に作業を進めるという観点でも「脳がフレッシュな状態の朝」は最適なのだ。
(3)いい人をやめる
三原則の三つ目。
「いい人をやめる」のだ。
あなたの時間がない理由は、考えてみるとシンプルかもしれない。なかでも「他者に時間を奪われている」ことに気づいていない場合が多い。
あなたにとって大切なことだけをやる勇気を持とう。本当に大切なことはそれほど多くないはず。そのために時間を使うように心がける。
結論、悪意のあるなしにかかわらず「あなたの時間を奪ってくる人」からは逃げる。これでいい。かかわる時間と体力がもったいない。
「いい人をやめる」覚悟を決める。
そうすると今まで埋もれていた「あなたの時間」が見えてくる。あなたのスケジュール帳は「あなたが本当にすべきこと」で埋めていく。それ以外のことは「仕組み化」で対応しよう。いっそのこと「やめる」という判断をしてもいい。
そうすると、いつの間にか無理のない「時間管理」が出来るようになっているはず。
まとめ 時間管理の三原則【生活の質を上げる24時間の使い方】
今回ご紹介した三原則は以下の通り。
(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする
(2)仕組み化する
(3)いい人をやめる
限りある時間を味方につけて、充実した人生にしよう。
というわけで以上。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた。
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