仕事をしていれば、
「やめたい」と思うことがあるのが当たり前。
ただし、
「毎日そう思っている」
「こんなことを続けられるわけがない」
「なんのためにやっているのかわからない」
そんな状況なら、
少し考えるための時間を作ってみてほしい。
”仕事”は多くの人にとって、
人生のある程度多くの時間を費やすテーマ。
充実した人生のためには、
避けて通ることはできない。
”あなた”と”仕事”
良い関係をきずければ、
もっと人生が広がりのあるものになる。
仕事「やめたい」と思ったらすること【自己分析と環境の確認】
・自己分析
・環境の確認
・マッチしているかの確認
・情報収集、転職準備
自己分析
まず、しておいたほうがいいのは”自己分析”。
あなたは、
どんな人間で、
どんな価値観をもち、
何に幸せを感じ、
何をやりたいのか。
ここで考えてみる。
可能な限り、端的に答えられるようにする。
”自己分析”というと、
”新卒時代の就職活動”が連想される。
まさにあれ。
ただし、違いはある。
今、このタイミングですることが大切。
実際に”仕事"を経験し、
”学生時代に認識していたあなたの姿”
”社会人経験をして認識しているあなたの姿”
この二つには明らかな違いが出るはずだ。
社会人として、
新しい挑戦や経験をした時間。
その分だけ、
よりあなた自身への理解は深まっている。
あなたがしてきた”仕事”を、
すこし距離をおいて見てみる。
きっと
「あなたはどんな人間か」
という問への答えは深みが増す。
より具体性や臨場感を持って、
”あなたという人間”ついて語れるようになっているはず。
もちろん、
「やっぱりこの仕事を選んで正解だった」
というポジティブな感情だけではないはず。
「この仕事はあまり合っていないな」
というネガティブな感情も合って当然だ。
「仕事をやめたい」と考えているなら、
むしろそういった感情があるはずだ。
この場合は、
ネガティブな感情に一歩踏み込んで考える。
そうすることで、
”あなたの価値観”がかなり鮮明になる。
あなたは、
どんな人間で、
どんな価値観をもち、
何に幸せを感じ、
何をやりたいのか。
ネガティブな感情こそ、
自己分析のいいネタにしよう。
深堀りすることで、
かなりあなた自身の姿が、
鮮明になってくる。
環境の確認
“自己分析”と合わせてするべきなのは”環境の確認”。
・働いている企業が属する業種
・働いている企業の業界での位置づけ
・あなたの職種
・あなた職場での立ち位置
・実現出来ることの幅
ざっと書いた。
”自己分析”よりも簡単。
なぜなら、
基本的には”事実ベース”の確認の作業だからだ。
”ザクッ”と掴んでいければいい。
”業種”であれば、
今伸びている/今後伸びる/衰退していく
といった内容で捉える。
”職種”であれば、
それがあなたの特性や価値観に合っている/合っていない
ということで捉えてみる。
あなたの”立ち位置””実現できることの幅”では、
”あなたがやりたいことの実現性”が、高い/低い
ということで捉えてみる。
マッチしているかの確認
ここまで、
”自己分析”と”環境の確認”をすると、
かなりあなたの今の状況がクリアになっているはず。
新卒の就活では、
”仕事をしているあなたのデータ”も
”実現できることの幅のデータ”も
ないままの選択を迫られてきた。
その点、
今の方が理にかなった選択が出来るはずだ。
ここから論点は、
「”あなたの価値観”と”環境”がどれくらいマッチしているか」
”自己分析”を通して、
「自分はこうありたい」が少し明確になっているはず。
そこで
”今の会社でそれがどれくらい実現できそうなのか”
を見極めていく。
・実現できそうか/実現は難しそうか
・早く実現できそうか/時間がかかりそうか
・手本となりそうな人はいるか
という観点で、マッチしているかの確認を進めてみる。
ここまでくれば、
不足している情報が明確になり、
具体的なアクションプランも立てやすい。
情報収集、転職準備
ここまで、
おつかれさまでございます。
”自己分析”→”環境確認”→”マッチしているかの確認”を通して、
だいたい以下のような整理になるはず。
(1)「どうやら今の職場が天職らしい(笑)」
(2)「どうやら自分の価値観とはズレがある。
アプローチを変えて、もう少し今の職場でやってみよう」
(3)「どうやら自分の価値観とはズレがある。
転職を視野にいれた行動を開始しよう」
(4)「どうやら今すぐ転職活動を開始したほうがいいようだ」
(「いっそ起業しよう!」「いっそ独立しよう!」というのもありだと思います)
(1)の方は、とりあえずそのままどこまでも突っ走っていけばいいです。
(1)以外の方は、とりあえず情報収集から。
転職に関していうと、
”転職エージェントに登録だけしておく”というのがベター。
企業の生の採用情報が見れると言うのはもちろんですが、
「あなたの経歴に対する”転職市場の評価”知ることが出来る」
ということが、もっとも有益なポイント。
仮に転職しないとしても、
「いつでも転職出来る」という選択肢を持っていることは、
プラスに働くこともあるはず。
一般的なエージェントでは、
こちら側が手数料を支払うということはない(無料)ので
情報を入手するという意味で上手く活用しましょう。
そして
「転職活動します!」
なんて周囲に宣言する必要は一切ない。
一旦あなたの中だけで期限を設定して進めていきましょう。
今勤めている先に退職の意向を伝えるのも、
“転職先が固まってからで良い”です。
”あなたがどこで働くのかを選ぶ権利”は、
誰にも邪魔できません。
まとめ
仕事「やめたい」と思ったらすること【自己分析と環境の確認】
・自己分析
あなたは、
どんな人間で、
どんな価値観をもち、
何に幸せを感じ、
何をやりたいのか。
端的に答えられるように。
・環境の確認
基本的には”事実ベース”の確認の作業。
”ザクッ”と掴んでいければいい。
・マッチしているかの確認
「自分はこうありたい」に対し、
”今の会社でそれがどれくらい実現できそうなのか”を見極める。
・情報収集、転職準備
まずは情報収集から。
転職エージェント登録(無料)がベター。
「転職活動」は周囲に宣言することなく、
あなたの中で期限を設定して着手すればOK。
今日の行動が、間違いなく、明日に繋がります。
わたしもそうでした。
応援してます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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ではまた。