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シンプルに分類【コーヒーの味の種類】

2021年5月22日

弟君
「おいしいコーヒー」を飲みたいんだってばよ!
・・・それにしても変な喋り方だな。少し兄の話をきけ弟よ。

「おいしいコーヒーを飲みたい」といっているが、これほど難しい問題はなかなかない。

言ってしまうと

「おいしいコーヒーを飲みたい」は

「幸せになりたい」というのと変わらないくらいつかみどころがない。

なぜなら

「あなたにとって美味しいコーヒー」も

「あなたにとって幸せな状態」も

その答えは「あなたの中にしかない」からだ。

これ以上この「禅問答」をつづけると、お湯が湧いてしまうので、ここでやめとく。

じゃあ「どうやって、あなたにとっておいしいコーヒーをみつけるか」

それはかんたんな「ものさし」を用意することだ。

この「ものさし」をもとに探っていく。

ぜひ「あなたにとっての最高の一杯」を見つける手がかりにしてほしい。

シンプルに分類【コーヒーの味の種類】

本記事の内容

◎コーヒーは「苦い」か「酸っぱい」か

◎「濃度感」というものさし

◎「キレ」「スッキリ」「コク」「まろやか」

◎まとめ

コーヒーは「苦い」か「酸っぱい」か

コーヒーは不思議な飲み物でもある。

本来であれば人が「本能的に避ける苦味と酸味」を楽しむという側面があるからだ。

つまるところ、

コーヒーは「苦い」か「酸っぱい」かの世界。

「苦いかしょっぱいかのさんま」みたいなもんだ(適当)

まずは「苦い」か「酸っぱい」かでざっくり分ける。

もちろん”独特の香り”や”味のバランスによる旨味”も関係するが、それを気にするのは10年早い。

ごめん言い過ぎた。わたしもコーヒーにハマってまだ数ヶ月だ。

とにかくまずはシンプルにとらえる。

これが大事。

「濃度感」というものさし

「濃度感」というと「カッコいい」

つまりは「濃い」か「薄い」かの世界。

これでざっくり分ける。

「ガツンとした後味」

「さっぱりとした後味」

どちらがお好みでしょうか?

というものさし。

同じコーヒー豆でも「濃度感」をコントロールすることで、味の印象は大きく変わってくる。

「キレ」「スッキリ」「コク」「まろやか」

ここまで出てきた2つのものさし

・「苦い」か「酸っぱい」か

・「濃い」か「薄い」か

これを組み合わせ「味」をこのように分類する↓

この味の4分類は一般にこのように定義される。

「キレ」

濃度(高)+酸味

ガツンとした酸味が「キレ」のある後口を演出

「コク」

濃度(高)+苦味

ガツンとした苦味が凝縮された「コク」を感じさせる

「スッキリ」

濃度(低)+酸味

さわやかな酸味と「スッキリ」とした清涼感

「まろやか」

濃度(低)+苦味

ほのかな苦味が「まろやかさ」を感じさせる

 

コーヒーを飲むとき、この図を思い浮かべなら飲んでみる。

すると

「もうすこし酸味が強くてもいいかな」

「もうもう少しガツンとくる濃い方が良いかな」

という感じで、あなたの好みの味を探ることができる。

また別の記事でも解説するが「豆の焙煎の具合(深煎り/浅煎り)」が味に大きく影響することも覚えておいてくれ。

これまた「ザクッ」とだが

深煎りの豆 → 苦味系の味

浅煎りの豆 → 酸味系の味

理想の味を探す際のポイントになるはずだ。

最後に一般的な味の分類でコーヒー産地の種類を書いておく。

次に豆を選ぶ際の参考にしてみてほしい。

キレ・スッキリ系・・・中米(パナマ、グアテマラなど)

キレ系・・・アフリカ(ケニア、エチオピアなど)

コク系・・・東南アジア(インドネシア、ベトナムなど)

バランス系・・・南米(ブラジル、コロンビアなど)

まとめ

シンプルに分類【コーヒーの味の種類】

◎コーヒーは「苦い」か「酸っぱい」か

・さんまと同じだ。シンプルに捉える。

◎「濃度感」というものさし

・「ガツンとした後味」「さっぱりとした後味」どっちが好み?

◎「キレ」「スッキリ」「コク」「まろやか」

・このものさしで、好きな味を選んでいけばOK

あなたが「最高においしい一杯」に一日でもたどり着けることを願っている。

ではまた。

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