・なにか趣味でも見つけたいけど何がいいかな
・コーヒーはおいしいけど、自分で淹れるほどではないかな
悪いことは言わない。とりあえず「コーヒー」を淹れてみろ。
きっとハマるはずだ。わたしと同じように。
「コーヒーの世界は奥が深い」とはよく聞く。
はじめてみて、よりわかってきた。
「シンプルに沼」だ。
毎朝、まずはゆっくり「ハンドドリップ」することから一日をはじめている。
これが面白いことに「毎日味が変わる」
同じように淹れているようでも、出来上がる味が全く違うのだ。
「美味しいコーヒー」を「安定して淹れれるようになりたい」
そう思い始めたら、そこはもう「沼」だ。
この記事でコーヒーの魅力が少しでも伝わればと思う。
Contents
「時間」と「重力」と向き合う【コーヒーを趣味に】
本記事の内容
◎コーヒーを趣味に
◎「時間」と「重力」と向き合う
◎コーヒーという「シンプルな沼」
◎まとめ
コーヒーを趣味に
コーヒーを趣味にしたほうが良い理由を3つ上げておく。
コーヒーの魅力といってもいい。
✓なんだかんだまず「おしゃれ」
✓奥が深く向き合いがいがある
✓他者に喜んでもらえる
なんだかんだまず「おしゃれ」
さらっと「ハンドドリップ」でコーヒーを淹れられる男は単純にカッコいい。
よくわからんが「謎の知性」を”まとう”ことができる。
気づけば朝コーヒーを入れる時間が、何にもかえがたい時間になってくるはずだ。
「おしゃれ」に一日をはじめることができれば、それだけで一日は充実したりする。
そんなもんだ。
奥が深く向き合いがいがある
「おいしいコーヒー」とはいっても、様々な定義ができる。
「味」が決まるための「変数」が多くある。
それらの「変数」をコントロールして、安定した「味」を出すための術を習得していくのが「コーヒーと向き合うこと」だ。
つまるところ「コーヒ豆からお湯で成分を抽出する」という理科の実験ではあるはずなのだが、これがなかなか思い通りには行かない。
「シンプルな沼」と表現したのはこの理由からだ。
「一生付き合って行ける趣味」だ。
奥が深く向き合いがいがあるテーマだ。
他者に喜んでもらえる
「おいしいコーヒー」が淹れられるようになると、他者に喜んでもらえるときがある。
自分の趣味が他者の「幸せ」に少しでも影響を与えられるかもしれないのは、素敵なことだとは思わないか。
いつもは「自分の好みの味」を追求しているが「他者の好みの味」を考えるようになると、更に深みも増していく。
おそらく一度身につけた「コーヒーを入れる技術」は「自転車に乗る技術」と同じで忘れるようなものでもない。
「ハンドドリップ」をできるようになっておくと、間違いなく人生は豊かになる。
「時間」と「重力」と向き合う
「コーヒー」の話をしているのに「時間」とか「重力」とか言われて「は?」という感じなのはわかっている。
しかしここを理解しないと「安定して美味しいコーヒーを淹れる」のは難しい。
「コーヒーの味」が決まるためには多くの「変数」があるといった。
そのなかでも、大きな影響を与える要素に以下の二つがある。
✓抽出時間(時間)
✓お湯を注ぐスピード(重力)
抽出時間(時間)
「どれくらいの時間をかけてコーヒーを淹れるのか」ということ
だいたい3~4分くらいが目安と言われている。
ちなみにわたしの場合は300mlのコーヒーを淹れる場合4分で抽出している。
抽出時間が長いと「濃くなる」短いと「薄くなる」ということだけでなく「抽出される味の成分」も変わるので、ここを押さえるのが重要。
お湯を注ぐスピード(重力)
「どれくらいのスピードでお湯を注ぐのか」ということ
「お湯を注ぐ」というのは「お湯で撹拌(かくはん:つまり「かき混ぜる」)」ということだ。
これでも味がぜんぜん変わってくる。
ちなみにわたしの場合は4分の間に大体3回に分けて注ぐ。
「お湯を注ぐスピード」をコントロールする理由は「抽出時間」をコントロールする理由とほぼ同じ。
詳しい内容はまた別の機会でも解説する。
ここでは「たったこれだけ」の要素で、コーヒーの味が激変するということを覚えておいほしい。
コーヒーという「シンプルな沼」
コーヒーの味を決める要素は、おそろしいほど多い。
「抽出時間」「お湯を注ぐスピード」というのはそのごく一部だ。
「コーヒーの実」の生産過程から、一杯のコーヒーになるまでには、文字通り「世界の裏側から」豆を運んでいたりする。
想像以上に物理的な輸送の手間や時間がかかっている。
それぞれの工程にある「変数」を理解して、一つひとつコントロールしていくのが「おいしいコーヒーを淹れる」ということ。
真正面から向き合うには、なかなか骨のあるテーマだ。
それでも毎日コーヒーを淹れ続けると、少しずつデータが蓄積していく。
時折驚くほど「おいしい」と感じるコーヒーが出来上がる瞬間に出会う。
「なんで?」と思うところから、原因を探っていく。
そうして少しずつ「理想の味」に近づけていく。
「おいしいコーヒー」といっても「おいしいラーメン」と同じで、つまるところ「好み」の世界に入っていく。
「シンプルな沼」
「なかなかここまで面白いものはないな」と感じる。
今まさに「趣味を探している」ということであれば「コーヒー」がおすすめだ。
まとめ
最後にまとめだ。
◎コーヒーを趣味に
・なんだかんだまず「おしゃれ」
・奥が深く向き合いがいがある
・他者に喜んでもらえる
◎「時間」と「重力」と向き合う
「抽出時間(時間)」と「お湯を注ぐスピード(重力)」と真剣に向き合うこと。
これが「コーヒー」の醍醐味。
◎コーヒーという「シンプルな沼」
新しく始める「趣味」としては「コーヒー」がおすすめ。
「シンプルな沼」にようこそ。
一緒に「理想の一杯」を突き詰めよう。
ではまた。