「時間管理がネックでいつも仕事はバタバタ。いつも期限ギリギリ。あれもこれも一生懸命やっているのに成果はあがらない。なぜあの人はパフォーマンスが高いだけではなく、余裕があるようにみえるのだろう・・・どうにかならないものか・・」
こんな悩みの解決方法。
本記事の内容
時間管理に関する悩みを克服するためのコツを3つ紹介。
(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする
(2)一度手につけたものは完結させるか、着手の目処をつける
(3)一週間のうち1日は「ノーミティングデー」を設定する
これを実践してけば、期限通りに仕事を仕上げることはもちろん、思考する時間も増えて成果物の品質があがる。パフォーマンスが上がれば、より人生は楽しくなる。ものごとをシンプルにとらえ、より行動的になれる。
少しのコツがあなたの日常を大きく変える。
サラリーマン経験10年(銀行員6年、金融IT営業4年)の私が、実践して有効かつ即効性のあるコツを3つ厳選。
どれも今週からすぐに試せるコツです。ぜひお試しください。
Contents
時間管理の悩みを克服【3つのコツ】
今回ご紹介するコツは以下の通り。
(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする
(2)一度手につけたものは完結させるか、着手の目処をつける
(3)一週間のうち1日は「ノーミーティングデー」を設定する
(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする
これが最重要のコツ。
「すべてをスケジュールで管理する」
この思考ですべてを組み立てる。
「今日やるべきだったことが、結果として今日終わらなかった理由は、そのタスクが”今日のスケジュール”に組み入れられていなかったからだ」と考える。すでに出来ている人はここは読み飛ばしてOK。
もし、いま現在「タスクリスト」を使っている人は、ぜひ読んで。
「タスクリスト」を携帯し、その項目を上から潰していく。このように「タスク管理」を中心とした仕事の進め方は昔からあり、ある意味トラディショナルなやり方といえる。
「膨大な時間がある」かつ「期限を自分で決めていい」
このような場合は「タスク管理」のみで管理をしていても問題は生じない。自由度の効く芸術家や、実業家、経営者のような方であればこんな感じの「タスク管理」でも良い。
ただし、たとえば会社員はそうはいかない。どのような仕事であっても「期限を意識しなくていい」という状況はほとんどないはず。昨今では「勤務時間自体を短くせよ」というプレッシャーも常にかかっている状況だ。
そこで取り組むべきは「タスク管理」から、すべてを「スケジュール管理」に移行することだ。
具体的には「タスク管理」している項目をすべて
✓スケジュール帳の予定
✓Outlook(会社PCがWindowsなので…)上の予定
にいれるということだ。
たったこれをするだけで、あなたの時間管理は劇的に変わる。
あなたの「体」は一つしかないことを改めて認識することになり、自然とマルチタスクなんてしなくなる。
常に取捨選択をすることになるので「安請け合い」をすることも少なくなる。
慣れるまでは少しだけ苦労するが、まもなくその効果は実感出来るようになる。
(2)一度手につけたものは完結させるか、着手の目処をつける
次のコツはこれ。
理解すべきことは「作業を中断したあと、再開するために思い出す労力と時間は想像以上のロス」ということ。
これを理解しておけば「一度手につけたものは完結させる」というマインドで作業を進められる。
メールの返信や、数分で終わるような小さなタスク。完了までの見通しが瞬時につくようなものは、スケジュールに遅れが生じない範囲で、軽く済ませていく。量が多い時には(1)の考えに基づいて「雑務を集中処理する時間」としてスケジューリングする。どうしても完結させることが難しい事案は、苦肉の策で、着手の目処をスケジュールして一旦手を離す。
逆にいえば一つの作業に集中するために、邪魔が入らないような環境を作っておくということも大切になる。予め周囲に「その時間帯は連絡がとれない」ということを知らせておくことも有効。
いい意味で「自分のペースで仕事を進める」という感覚を養おう。
(3)一週間のうち1日は「ノーミーティングデー」を設定する
3つ目のコツはこれ。
一週間のうち1日は「ノーミーティングデー」つまり「予備日」を設定しておく。もちろん予定表上に「ノーミーティングデー」と入れておく。
基本的に、やむを得ない場合を除いて、その日は他者との予定を入れないようにスケジュールしていく。
この時間は「予備日」といているとおり、例えば予め予定していたがリスケが必要となった事案や、集中的に雑務をこなすと行った時間の使い方をする。あなたの時間として切り分けておくイメージだ。
このようなスケジュールをしておくことで、全体として時間管理の効率が圧倒的にあがる。常に余裕と、トラブル発生時にリカバーできる体制をとることにもなるからだ。
日々生まれる「アイデア」を集中的にアウトプットする時間としても、こういった時間枠は必要なる。結果として、アウトプットの質の向上にもつながる。
ぜひ「ノーミーティングデー」の設定をお忘れなく。
まとめ 時間管理の悩みを克服【3つのコツ】
時間管理の悩みを克服するためのコツを3つまとめた。
(1)「タスク管理」ではなく「スケジュール管理」にする
(2)一度手につけたものは完結させるか、着手の目処をつける
(3)一週間のうち1日は「ノーミーティングデー」を設定する
この様にスケジュールをしていくことで、時間管理がしっかりと行えるようになる。相乗効果でアウトプットの質も上がっていく。
どれも今週から実践できるので、ぜひ試してみてほしい。
というわけで以上。
ではまた。
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