nabablog と申します。
今回のテーマは『ハリー・ポッター』と興行収入。
ハリー・ポッターと興行収入
2024年のお正月。
わたしは自宅で過ごす時間が多かった。
今年をどう過ごすかイメージしたり、
たまっていた手元作業を進めたりしていた。
かたわらでアマプラをかけ流しにしていたものの、
そこで目に止まったのが『ハリー・ポッター』
「(そういえば断片的なストーリーしか知らんな)」ということで、
シリーズを一気見した。
「なるほど。やっぱおもしろい」
と言うわけで、今回は「ハリー・ポッターの興行収入」について、
ざくっとまとめてみた。
それでは「エクスペクト・パトローナムぅ!」
興行収入の規模感
映画『ハリー・ポッター』の興行収入は、
関連シリーズ全体の累計で、
世界歴代3位の96億ドル(1.3兆円、13作品)
対する総予算は17億ドル(2,379億円)
コストに対する収入の割合は、単純計算で5.7倍。
「映画」を投資ビジネスと考えると、破格の優良案件といえるらしい。
ちなみに...
映画シリーズ世界の第1位は、アベンジャーズの『マーベル』映画(ディズニーグループ)全作品(44作品)を合わせると、全世界で294億ドル(4.1兆円)以上。
第2位の『スターウォーズ』(14作品)が103億ドル(1.4兆円)
それにしても映画業界というのは大きなマーケットだね。
IPと複数の事業展開
特にエンターテインメント業界では、
知名度や過去の実績が顕著な、
有力な作品タイトルやシリーズ、キャラクターを指して
「IP:Intellectual Property」(知的財産)という。
『ハリー・ポッター』は、1997年の原作の発刊から現在にいたるまで、
映画、またそのスピンオフにとどまらず、
テーマパーク、ブロードウェイミュージカル、舞台、オーディオブック、モバイルゲーム、グッズなど複数の事業で展開されている。
そして多くの根強いファンを獲得している。
『不死鳥の騎士団』は実は赤字
公開された5作目『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の収支を見るとおもしろい。
制作費1.5億ドルのところ、
それに諸々の権利費用を加えコストは3.1億ドルまで膨れ上がり、
興行収入合計収支は▲1.67億ドルの「赤字」
興行収入1,000億円超の大ヒット作でこの数字はびっくりだが、
もちろんそんなことで『ホグワーツ』はびくともしない。
単体の映画で赤字になったとしても、
その後の派生ビジネス(先ほどのIPの件)で最終的には儲かる算段。
これは、まるで魔法。
何に価値があると考えて生きるのか
今回記事をまとめていて、ここにも「お金のルール」にも似た力が働いていると感じた。
どれだけ元手となる「財産」(エンタメの世界であれば特に「IP」)を大きくできるかの勝負。
同時に、その「財産」の本来の価値(将来にわたってどんな価値を生み出す能力があるか)を
どのように作り出し、見極めるかが大切。
たとえば、単体の作品でみると赤字でも、
結果として、その投資が将来に渡り価値を生みだすなら、
その投資はすべきだということ。
「損して得取れ」という表現もできる。
マネタイズ(価値の実現)のポイントやタイミングをどこに設計するのか。
これは、たとえば今は痛みに耐えることや、忍耐が必要な状況だとしても、
しっかりとした成果を得られるなら、過酷な環境に身を置くことも自ら選択していくこと。
また「何に価値があると考えて生きるのか」で、
ゴール設定と、そこにたどり着くための選択が決まってくる。
焦らず、いかに総体(自分だけではなく他者も含めたWin-Winの世界観)の価値を
大きくできるかを考えてみると、
ビジネスも投資もいつもとは違う視点のアプローチが見えてくる。
何が「財産」(今すぐには「お金」で換算できないものも含めて)であるのか。
そこをしっかり捉え、その軸となる「財産」を基盤に、
様々な仕組みをつくり価値を創造していく。
これは原理原則に当てはまる行動といえる。
あと私はハーマイオニーが大好きです(シリーズ最後の恋の結末はなぜなの…)
参考記事
①数値の参考記事(神田外語キャリアカレッジ)
https://www.kandagaigo.ac.jp/kgcc/1099/#:~:text=映画
②登録無料でおもしろい記事が読める(ビジネス+IT)
https://www.sbbit.jp/article/cont1/115470
以上!!!!
またなんとざっくりしていて、
わかりやすい記事だろうか。笑
この記事があなたにとって、
何かのきっかけになるのであれば嬉しい。
リクエストや質問もDMをくれれば、
対応していくのでよろ。
ピース。
世界平和。
ではまた。