稼ぐ 銀行辞めた

地銀で起きていること【#稼ぐ】

2023年7月13日

nabablog と申します。

この記事では、

日本の地銀で起きていることについて紹介する。

ここ数ヶ月くらいの参考記事をいくつか紹介していく。

この記事が「銀行にお金を預けているけど大丈夫そ?」

ってことを考えるきっかけになれば嬉しい。

資産構築を本気でしようと思えばもちろん、

そうでなくても自分がせっかく稼いだお金がなくなったり、

減ったりしてしまったのでは切ないよね。

この記事を読むことで

・地銀の経営状況をイメージできる。

・地銀がどのようにコスト削減をしているかがわかる。

・「金融庁」と「銀行」の関係性が少しわかる。

・あなたの資産をどこに置くべきなのか考えるきっかけを得られる。

わたしは投資家、バンドマン、週末バーテンダー、サラリーマン等々、、、

いろいろやっているものの、どうやら金融業界と縁がある。

サラリーマンとしては新卒で地元の地方銀行に入り約6年間法人融資に従事した。

7年前に銀行員を辞め、某IT起業の関連会社に勤めて金融ITに関わっている。

今は某地銀の担当営業としてシステムを売っている。

このわたしの肌感を交えてこの記事は書いていく。

こんなブログを開いてくれているあなたに捧げる。

では、どうぞ。

地銀で起きていること【#稼ぐ】

地銀で起きていることに関して、

まずは参考になりそうな記事を紹介しておく。

一つ一つのリンクに飛ばなくても、

このブログの記事を読めば概要はつかめるように書く。

ただしどれもそう長い記事ではないのでぜひ目を通してみほしい。

参考記事

まず参考記事はこちら。

この記事を書いている2023年7月で数ヶ月前の記事だけれど参考になる。

・記事①:地銀は1県1行に集約される 地銀再編が本番入り(政経電論/2023.2.16)

https://seikeidenron.jp/articles/22110

・ 記事②:横浜銀行、神奈川銀行を完全子会社 合併はせず(inpressWATCH/2023.2.3)

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1475901.html

・記事③:まさかのIBM離れ、「広銀ショック」が地銀システム共同化にもたらす2つの変化(日経XTECH/2022.11.17)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/111501161/

単語解説

ついでに記事に登場した単語の解説を簡単に。

全国地方銀行協会

地銀の発展を通じ金融経済の成長、公共の利益を増進することを目的とする協会 略称は「地銀協」

1県1行体制

「第一地銀と第二地銀を統合させる」という金融庁のシナリオ。

「銀行間の競争を国策の妨げになる」という思想が背景にある。

システム共同化

「同じシステムをみんなで共同利用すれば、一人当たりのコストは削減できるよね」という考えに基づき、

システムの共同開発・利用を進めること。

Flight21

「日本IBM」が提供する地銀システム共同化の枠組み。

ふくおかファイナンシャルグループで共同利用(今後、広島銀行が離脱予定)

MEJAR

「NTTデータ」が提供する地銀システム共同化の枠組み。

横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行、七十七銀行、東日本銀行の5行が共同利用(今後、広島銀行が加入予定)

地銀で起きていること

記事から読み取れることを激烈簡単に箇条書きにする。

・地銀はどこも厳しい経営状況に置かれている。

・地銀を取り巻く環境は

『人口減少、高齢化の進展、ポストコロナやデジタル技術の進展による社会構造の変化、

世界的な景気変動リスクや地政学リスクなど不確実性が高まっている』(記事②より)

これは多くの業界で言えることかも、、、

・地域経済をなんとか守りたい金融庁の思惑が伺える。

それが「1県1行体制」

・地方銀行は生き残りを賭け、経営統合やシステム共同化、

またベンダの見直しをしながら収益力向上(コスト削減)を図っている。

当然、リストラや店舗統合も進めている。

元銀行員のわたしの肌感

元銀行のわたしの肌感を少し書いておく。

・大勢の影響を受け地銀のシステム開発・利用の現場では、

コスト削減を目的としたシステム共同化があたり前になっている。

・極論「とにかく安ければいい」という判断が、

金融期間システム開発の現場では横行していると感じる。

これは短期的な収益性を重視しているといえ、これを何年も繰り返していば、

長期的には競争力が下がっていく要因になると考えている。

一方で、金融機関にとってのシステムやITへの投資の重要性は年々増している。

ここにギャップがある。

・日頃から地銀が金融庁からかけられているプレッシャーは相当なもので、

現場担当者だけではなく、経営層もその対応・対策でかなり疲弊している様子が伺える。

・外部要因(地銀を取り巻く環境の過酷さ)を考慮しても、

ある意味地銀の競争力が低下しているということが言える。

「銀行員は安泰」とは言えない時代に、

とっくの昔に入っているということになるかな。

どうしていくべきか

今一度、あなたの資産をどこに置くべきなのかを考えるべき

地銀はコスト削減を進め、

事実上の国からの支援もあるのでこのさき10年〜20年は凌ぐことはできるといえるかもしれない。

ただし、地銀業界が縮小していくことは明白であり、

ここはしっかりと見極める必要がある。

何が起きているかをよく観察するべき

「金融庁」や「地銀」が何をしようとしているか観察することを通して、

金融業界や経済がどのような方向に進んでいくのかを見極めたり、

ある程度予測することができるようになるはず。

これらの材料をもとに、最適な判断をしていく必要がある。

銀行のビジネスモデルから学んでいくべき

本来の銀行が持っている機能やビジネスモデルから、学ぶことも大切。

ぜひ学んだ知識をあなたの資産構築に生かしてほしい。

銀行のビジネスモデルに関しての記事リンクはこの記事の最後に貼っておく。

まとめ

最後に激烈簡単にこの記事をまとめておく。

・地銀はどこも厳しい経営状況に置かれている。

・地銀は競争力強化のためのコスト削減に余念がない。

・「金融庁」と「銀行」の今を観察することで見えてくるものがある。

・資産の置きどころは考えた方がいい。

こんな感じ。

追加参考記事

「地銀勘定系システムの共同化に興味が湧いた!」という、あなたのための追加参考記事。

・追加参考記事:今、地方銀行の勘定系システム共同化に大きな動きが起きている(JCS/2023.4.26)

https://www.japacom.co.jp/blog/toda/p5/1-24.shtml

以上!!!!

今回もまたなんとざっくりしていてわかりやすい記事だろうか。笑

この記事があなたにとって、

何かのきっかけになったのであれば嬉しい。

リクエストや質問もDMをくれれば、

対応していくのでよろしく!

ピース。

世界平和。

ではまた。

銀行のビジネスモデルに興味がある方はこちらの記事もどうぞ。

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