7つの習慣

感謝を伝える【得するマインド】

2021年7月3日

弟君
「感謝」って「ありがとう」っていっとけばとりあえずOKだろ?いちいちそんなこと言われなくてもわかってるわ!

・・・普段から「ありがとう」っていえてるのなら、とりあえず100点だ。ただそこを120点にするには「なぜ感謝を伝えることが大切なのか」を、理解しておくのがいい。

「ありがとう」と伝えることの大切さを言語化して構造的に理解できると、さらに日常は楽しくて豊かなものになる。

小さいころから「”ありがとう”は?」とたたきこまれてきたが「なぜ”ありがとう”が大切なのか」と問われると、一瞬フリーズする。

この問いに即答できるかどうかは、世界を構成する「自分」と「他者」の関係をどのようにとらえているのかに深く関わっている。

振り返りも兼ねて、この記事を読み進めてほしい。

このマインドを改めて整理して、身につけられると、日常はさらに深みをましていく。

わたしは数ヶ月前にUNCOMMONという「マコなり社長」という意識高い系の社長が運営するdivという会社のWeb教育プログラムを1ヶ月感受講した。

以来「マインドを変えることの重要性」を認識し「マインドを変えることで起きる変化」を体験している。

日々実践していることや、本から得ている知識からの学びのまとめとして、このシリーズを書いている。

弟君でもわかるように書いていくので、わからないことがあれば質問でもなんでもしてくれ。

取り入れられそうなことがあれば、ぜひ試してみてくれ。

ちなみにUNCOMMONの感想は、この前別の記事を書いたのでこちらもどうぞ。

それではどうぞ。

感謝を伝える【得するマインド】

本記事の内容

◎なぜ感謝を伝えることが大切なのか

◎具体的に何をするのか

◎まとめ

なぜ感謝を伝えることが大切なのか

こう問われると、意外と答えづらい。

たいていの人は、ものごころついたころから「ありがとう」を教え込まれる。

例えば何か世話をやかれるたびに「”ありがとう”は?」と迫られる。

そうして、いつのまにか「ありがとう」は身についている。

わたしも具体的にそのように教育された記憶はほぼない。

しかし、気がついたときには「ありがとう」は身近なことばの一つになっていた。

そして、なぜ「ありがとう」と感謝を伝えることが大切なのか。

深く考えることはなく、気づけば社会人になってる。

改めてその重要性を認識したのも、つい最近のこと。

ここでは「なぜ感謝を伝えることが大切なのか」その理由を3つ上げてみる。

・他者と自分の関係性の中で世界を認識できる

・自分一人では生きていけないことを知ることができる

・「今、幸せだ」ということを理解できる

他者と自分の関係性の中で世界を認識できる

実は、感謝を伝えることは「世界をどう認識するか」と深く関わる。

「自分」一人の目線だけで世界を認識するのか。

「他者」と「自分」の関係から世界を認識するのか。

「ありがとう」と感謝を伝える瞬間、あなたは「自分の外側」に意識を向けることになる。

「視野が広がる」ともいえる。

他者があなたにしてくれたこと。

他者が何かしらのリスクを背負って行動をしてくれたこと。

こんなことに意識を向ける。

さらに「感謝を伝える」ことは、何かしら他者から受け取っている「自分の存在」に気づくことにもつながる。

「ありがとう」と言葉にして伝えること。

それが「他者の存在」と、その「他者との関係の中で存在する自分の存在」を強く意識させてくれるのだ。

この感覚を持つと、あなたの人生は深みをましてく。

自分一人では生きていけないことを知ることができる

感謝を伝えることは「他者から何かを受け取っている」ことを確認する作業といえる。

「ありがとう」と感謝を伝えるたびに「わたしは一人でいきているわけではない」と意識をすることになる。

これはまず「他者に敬意をはらう」「謙虚に生きる」うえで大きな意味を持つ。

コミュニケーションが上手くいく秘訣ともいえる。

逆に言えば、この意識をもっているあなたが、例えば日常生活で攻撃をされたりするような機会というのは自然と減っていくはずだ。

また「他者から何かを受け取っている」感覚は、あなたに「他者のために何か価値を提供できないか」と考えるきっかけもなる。そうすると、さらに日常はポジティブな方向にまわりはじめる。

あなた一人では生きていけないことを知り、他者のためにあなたができることを考えること。

「ありがとう」はその一歩目になる。

「今、幸せだ」ということを理解する

ここまで書いたように「ありがとう」と感謝を伝えることは、

・他者と自分の関係性の中で世界を認識できる

・自分一人では生きていけないことを知ることができる

ことにつながる。

「ありがとう」と感謝を伝えることは「他者への尊敬」を形作る。

これは逆に言えば、あなたの周りにあふれている「他者の気遣い」や、場合によっては「他者からのあなたへの尊敬」を認識することにもなる。

これが人生にとってもたらす意味は大きい。

この過程をとおして「今、幸せだ」ということを実感できるようになるからだ。

「感謝する」意味は「何かをしてくれた他者へ対する対価」のような意味がまず思い浮かぶ。

ただそこから理解を深めることができれば「他者」に対する意味以上に「あなた」自身の人生をポジティブにしてくれることがわかる。

あなた自身が「ありがとう」ということが「あなたの存在を肯定する」といえる。

身近なできごとに「ありがとう」と感謝をつたえることが、あなたの「今、幸せだ」実感につながるのだ。

具体的に何をするのか

では具体的に何をするのか。

むずかしく考える必要はない。

「感謝」を伝える際には「あなたがどう感じたか」をできるだけ詳細に添えて「ありがとう」と伝えればいい。

プレゼントをもらった感謝であれば「ありがとう。こんな心が動いた瞬間はない」

助けてもらった感謝であれば「ありがとう。本当にどうなることかと思った」

といった感じ。

さらにいえば「相手の存在を肯定する」ように感謝を伝えられるようになればなおいい。

「あなたがいてくれてよかった」というメッセージを添えて、感謝を伝えることができれば最高。

言葉で伝える際の極みとしては、やはり「手紙」がおすすめだ。

言葉を厳選する作業、そのために割いた時間。

その背景もあいまって、あなたの感謝の気持ちは、相手のこころに深くささるはずだ。

まとめ

感謝を伝える【得するマインド】

◎なぜ感謝を伝えることが大切なのか

・他者と自分の関係性の中で世界を認識できる

・自分一人では生きていけないことを知ることができる

・「今、幸せだ」ということを理解できる

◎具体的に何をするのか

「あなたがどう感じたか」をできるだけ詳細に添えて「ありがとう」と伝えればいい。

ぜひこの「お得」なマインドを、あなたなりに整理して、身につけてくれ。

最後まで読んでくれて、本当にありがとう。少しでも参考になれば、この記事を書いたかいがあったというもの。

ではまた。

hack得するマインドまとめ【UNCOMMON式】

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