・・・いつにもまして前向きだな!「すこし手間」をおしまなければ、自宅でもびっくりするくらいおいしいアイスコーヒーが作れる。これで暑い夏を乗り切れる。
いつもどおりの結論から。
アイスコーヒーの作り方にもいくつかある。
そのなかでも"コーヒー本来の味"を楽しみたいなら「直接急冷」方式がおすすめ。
今日はアイスコーヒーの「直接急冷」方式での作りかたを紹介する。
別記事で「水出し」方式も紹介しているので、興味のある方はそちらもどうぞ。
-
hackアイスコーヒーの作り方(その1)【水出し】
続きを見る
夏本番に入っている(現在8月)
いよいよ、アイスコーヒーが本領を発揮する季節。
ここのところ毎朝(毎夕も?)アイスコーヒーを飲んでる。
暑い夏の朝。
この時間を「贅沢」に演出してくれるのが「直接急冷」方式で作ったアイスコーヒーだ。
”少し手間をかけてもいいから「おいしい」アイスコーヒーを飲みたい”とおもったのなら、迷わず「直接急冷」方式にトライ。
Contents
アイスコーヒーの作り方(その2)【直接急冷】
本記事の内容
◎「直接急冷」方式とは
◎「直接急冷」方式アイスコーヒーの作りかた
◎贅沢な時間
◎まとめ
「直接急冷」方式とは
「直接急冷」方式とは
「濃く淹れたホットコーヒーを氷で一気に冷やす」方式
(かなりかんたんにいった)
「少し手間をかけてもいいからおいしいアイスコーヒーを飲みたい」
そんな風に思ったのなら「直接急冷」方式のアイスコーヒーを作ろう。
アイスコーヒーで”コーヒー本来の味”を楽しむには「直接急冷」方式が最適。
「水出し」方式と比較すると、少し手間がかかるものの「直接急冷」方式でつくったアイスコーヒーは”ひと味違う”
基本は「ハンドドリップ」で淹れていく。
よって「ドリッパー」や「ケトル」用意することになる。
しかし、じっくり「ハンドドリップ」でいれたアイスコーヒーは、それはそれは「クリア」でありながら「味わい深い」仕上がりになる。
できあがりまでの時間は「水出し」コーヒーは6〜8時間程度”待ち時間”があるのの、「直接急冷」なら”すぐ作ってすぐ飲める”
「ドリップしてと冷やす時間」でいえば、10分少々というところだろう。
このあたりの違いを整理しておいて「水出し」と「直接急冷」を使い分けられるようになると「そのときの気分」や「忙しさ」に合わせて、作り方を選べる。あなたのライフスタイルやそのときどきのシチュエーションに合わせて選んでいけばいい。
「直接急冷」方式アイスコーヒーの作りかた
「直接急冷」方式とは
「濃く淹れたホットコーヒーを氷で一気に冷やす」方式
(再度、かなりかんたんにいった)
手順を表現するとこうなる。しんぷる&しんぷるな工程(笑)
①ハンドドリップでホットコーヒーを淹れる
②ブロックアイスで一気に冷やす
③飲む
「直接急冷」方式でアイスコーヒーで用意するものはこの通り。
・ハンドドリップの一式(コーヒーサーバー、ドリッパー、ペーパーフィルター)
・コーヒー豆(出来上がり300mlの場合:36〜48g)
・ブロックアイス(適量)
①ハンドドリップでホットコーヒーを淹れる
まずはハンドドリップでホットコーヒーを淹れよう。
通常(ホットコーヒーを入れる場合)との違いは「通常のホットコーヒーの2倍程度濃い濃度で淹れる」こと。後ほど「氷をいれて冷やす」ので、氷が溶けてコーヒーが薄くなり過ぎないように、濃度をコントロールするのだ。
通常コーヒーを淹れる場合の水と豆の量の比率の目安はこの通り。
水:豆 = 100ml: 7.0g
アイスコーヒーを入れる場合は2倍の濃度にするので、以下が目安になる。
水:豆 = 100ml: 14.0g(7.0×2倍)
よってアイスコーヒーを
200ml抽出するのであれば、豆は28.0g
300ml抽出するのであれば、豆は42.0g
まずは、このあたりを目安に濃度を調整していけば、失敗をする確率を下げていける。
②ブロックアイスで一気に冷やす
コーヒーの抽出が完了したら、次はコーヒーサーバーにブロックアイスを入れていく。
ここでのポイントは「じょじょに」ではなく「一気に」冷やすこと。
一気に冷やす必要があるので、氷は気持ち「多め」に「一気に」入れていく。
氷はスーパーやコンビニで購入できる「ブロックアイス」がおすすめだ。
しっかり最後までコーヒー全体を冷やしてくれる。
もちろん一般的な家庭用冷蔵庫で作る氷でもOK。
ただし一般的な家庭用冷蔵庫で作った氷と市販のブロックアイスと比較すると、家庭用冷蔵庫で作った氷は溶けるスピードが早く、アイスコーヒーが薄くなりやすいという点は理解しておく(それが「アイスコーヒーの良さ」という考え方もある)
また氷を淹れるタイミングは「ドリップのあと氷を投入する」方法のほかに「ドリップする時点であらかじめコーヒーサーバーに氷を入れておく」方法もある。
結論「ドリップのあと氷を投入する」「ドリップする時点であらかじめコーヒーサーバーに氷を入れておく」作り方で両方の味を比較しても、正直、一般的なコーヒーファン(わたしを含めて)にわかるほどの大きな違いにはならない。わかる人にはわかるのか(?)
わたしの場合は、コーヒーをドリップするとき”氷を入れないほうがコーヒーの抽出量が把握しやすい”という理由で、あとから氷を入れる方法にすることが多い。
もちろん、スケール(量り)を使えば抽出量の把握はできるので、その場合は先に氷を入れておくでもOK
③飲む
できあがったら、氷をいれたグラスに注いでのむ。
"ブラック"でも、ミルクをいれて”ラテ”にしてもいい。
夏の朝を「贅沢な時間」にするのに、このアイスコーヒーが一役かってくれる。
贅沢な時間
アイスコーヒーがもたらしてくれる「贅沢な時間」は、なにも代えがたい。
すこしのコツさえ身につければ、缶コーヒーやインスタントコーヒーとはひとあじ違う本格的な味を毎日楽しめる。
コーヒーの飲みすぎはいけないという話をきくこともあるが、たとえば甘いジュースやお菓子に手をのばすことを考えれば、アイスコーヒーのブラックをおなかいっぱい飲むほうがよっぽど健康的。
朝起きて身支度でもしながら、多めに挽いたコーヒー豆で、アイスコーヒーの抽出の準備をする。
じっくり時間をかける。
「贅沢な時間」を過ごすには「マインドフルネス(なにかに集中している)な状態」が必要。
アイスコーヒーの抽出と、氷で冷やすまでの一連の作業はこれにもってこい。
ゆったりと動作で、最初の一滴からじっくり抽出をする。
しっかり時間をかけるからこそ、そこに「贅沢な時間」が生まれる。
いそがしくて、嫌になるほど暑い日の朝こそ「アイスコーヒー」を淹れよう。
そんあとはお腹いっぱいのんでくれ!
まとめ
アイスコーヒーの作り方(その2)【直接急冷】
◎「直接急冷」方式とは
「濃く淹れたホットコーヒーを氷で一気に冷やす」方式
◎「直接急冷」方式アイスコーヒーの作りかた
①ハンドドリップでホットコーヒーを淹れる
②ブロックアイスで一気にひやす
③飲む
以上!
◎贅沢な時間
しっかり時間をかけるからこそ「贅沢な時間」を感じることができる。
ぜひ、この夏は「直接急冷」方式のアイスコーヒーにトライしてみては。
ではまた。