・・・いい質問だ。昔の俺と会話しているようだ(←誰や)
では、いつもどおり結論。
「サウナ」と「水風呂」はセットだ。これはマスト。
普段から「サウナいこ〜」なんて会話をしていたりする。
サウナー(サウナ好き、サウナに通う人のことの総称)が「”サウナ”に行く」といったとき、”サウナ”の要素には「水風呂」が含まれている。
中には「そもそも水風呂がメイン」という人もいるくらい。
実は、それくらい「水風呂」が重要。
この記事では
・「サウナ」と「水風呂」はセット
・「水風呂」は”おまけ”じゃない
そんなところを理解していただければと思う。
わたしは「サウナ・スパ健康アドバイザー(厚生労働省後援)」として「サウナ」の素晴らしさを伝えている。
週に数回は「サウナ」と「水風呂」で「ととのう」ことが習慣。
「サウナ・・・水風呂・・・興味はあるけど、よくわからない・・・」
そんなあなたに是非読んでほしい。
そして、早速サウナ(+水風呂!!!!)に出かけてほしい。
ようこそ。すばらしきサウナの世界へ。
Contents
サウナと水風呂【これでととのう】
本記事の内容
◎サウナと水風呂
◎外気浴も忘れずに
◎からだの中で起きる変化
◎まとめ
サウナと水風呂
こう話をしているわたし自身「ととのう」を体験する前は「サウナ」に対し、こんな↓↓↓イメージをもっていた。
・「サウナ」は銭湯のおまけ。
・「サウナ」だけ入っておしまい。
・そりあえず「汗」をかくためだけ入っている。
あなたのイメージもこんな感じではないだろうか。
さらにそこで「水風呂がセット」なんて言われても「なんでそんな冷たい思いをしなきゃならんのだ」いうのが、極めて一般的な反応だ。
そりゃそうだ。
「激熱い」からの「激冷たい」なんて、基本的は「苦痛」でしかない・・・
ただ、今では「水風呂なしでのサウナ」は「なんてもったいない、、、」とすら感じる。
せっかくサウナで「10分熱い思い」をしたのなら、そのあと「たった1分水風呂に入ってくれさえすれば、、、」
「サウナと水風呂」のセットで、あなたは「その先の景色」を見ることができる。
「熱い」と「冷たい」では終わらない”その先”がある。
”その先”とは、つまり「ととのう」こと。
「サウナと水風呂」はセット。
このセットを一度体験すれば、いままで「サウナ」の対してもっていたイメージが大きく変わる。
外気浴も忘れずに
勢いで「サウナ」と「水風呂」を軸に記事を書きはじめてしまった・・・
「サウナ」「水風呂」にくわえて「外気浴」も需要な要素。
これもセットといっていい。
たいてい露天風呂があるような施設では、外気浴スペースが確保されていることが多い。
あの”白いイス”(「ととのいイス」なんて呼んだりする)が並んでいる景色が思い浮かぶ。
ただ、露天風呂がない銭湯や、外気浴スペースが確保されていない施設もある。
そんな時には「脱衣所の休憩スペース」等も活用することを視野にいれる。
「外気浴(休憩)」の条件は
・座ってゆっくり休めること(理想は寝そべりたい)
・「水風呂」を出て最短距離でおちつけること(「最高のととのいタイム」は水風呂をでた直後から始まる)
この条件は「サウナ」に入る前に確認しておく。
ホームグラウンドサウナ(なんじゃそりゃ)を選ぶ際の基準にもなる。
からだの中で起きる変化
この記事で主にお伝えしたいことはすでに書いた。
「サウナと水風呂(そして外気浴)」はセット。
ということが伝わったのであれば目的は果たされた。
正直、ここでスマホ画面を閉じて「サウナにGO!」でOK。
ここから先は「サウナと水風呂(そして外気浴)」で体の中で起きる変化について、簡単にまとめる。
興味のある人はどうぞ(ちょっとだけ”こむずかしい話”を書きます)
「サウナ→水風呂→外気浴」で、からだの中で起きる変化を以下の3つのポイントでまとめる。
・心拍数、血圧
・自立神経(交感神経/副交感神経)
・ホルモン(脳内麻薬)
心拍数、血圧
サウナに入ると、心拍数は上がって血圧は下がる。
水風呂に入ると、心拍数は下がって血圧が上がる。
外気浴をすると、心拍数と血圧は平常に戻る。
軽い運動をした時のような変化が体に起きる。
自立神経(交感神経/副交感神経)
サウナに入ると、交感神経が優位になる(つまり脳が”興奮した状態”)
水風呂に入ると、交感神経が優位な状態が継続する(つまり脳が”興奮した状態”)
外気浴をすると、副交感神経が優位になる(つまり脳が”リラックスした状態”)
意識的に自律神経(交感神経/副交感神経)の切り替えをおこなうことが”ミソ”だ。
ホルモン(脳内麻薬)
サウナに入ると、脳が興奮した状態となり、いわゆる”脳内麻薬”がでる。
水風呂に入ると、脳が興奮した状態となり、いわゆる”脳内麻薬”がでる。
外気浴をすると、脳がリラックスした状態となり、いわゆる”脳内麻薬”は減っていく。
ここでいう”脳内麻薬”はノルアドレナリン、アドレナリン、エンドルフィンという「ホルモン」
それぞれの効果はこのとおり↓
✓ ノルアドレナリン・・・意欲や活動性、思考力、集中力などを司る。
✓ アドレナリン・・・疲れや痛みを感じにくくし、いつもより力だ出せるようになる。
✓ エンドルフィン・・・鎮痛効果や幸福感を得られる。
特にこのホルモンが「真のととのい」の効果をもたらす。
サウナと水風呂を経由して「外気浴」をする頃には「副交感神経が優位(脳がリラックス状態)でありながら、アドレナリンなどの”脳内麻薬”(本来は脳が興奮状態のときに出る)が共存する状態」が生まれる。
これは自然に生活していると”珍しい状態”。
そして、この状態は「めちゃめちゃ気持ちいい」
”爽快感”というよりは”脳みそをグワングワンかき混ぜられる感じ”といったほうが良いかも。
たとえるなら”ぬかどこ”だ。脳みそをかき混ぜるのだ。like a Nukadoko!
実はこれが「真のととのい」の一つの正体。
その状態を、意図的に呼び起こすのがこの「サウナ→水風呂→外気浴」のセットなのだ。
これで「ととのう」というか「キマる」
まとめ
◎サウナと水風呂
「サウナ」と「水風呂」をセットにすることで、あなたは「その先の景色」を見ることができる。
「熱い」と「冷たい」では終わらない”その先”がある。
◎外気浴も忘れずに
「サウナ」「水風呂」にくわえて「外気浴」も需要な要素。
「水風呂」は”おまけ”じゃない。
◎からだの中で起きる変化
・心拍数、血圧
・自立神経
・ホルモン
に変化が起きる。
結果として「ととのう」というか「キマる」
ようこそ。すばらしきサウナの世界へ。
あぁ〜サウナいきて〜
ではまた。