nabablog と申します。
木曜日の朝。今日も素晴らしい一日。
Contents
たばこの歴史
木曜日の朝
今週も気づけば折返し。
まぁ折返しというのでもいいし、
長いか短いかわからない人生が一日分前に進んだというのでもいい。
ループ感のある人生だけれど、
そのループが変わらずにずっと続くわけはないわけで。
また来年、また来月、また来週という「当たりまえ」が、
次もまたやってくるのかはわからない。
だから一日一日を、
意味のあるものとしてすごしたい。
新しいことを始めたり、
他者に何かを手渡したり。
ムダに過ごすこともあるけれど、
一日一日の重さは感じながら生きていたいね。
これはよくバンドマンから偉大な経営者に至るまでがいっていること。
世の中にはあなたの人生にとって、
どうでもいいこともたくさんある。
けれど、この感覚はきっとあなたの人生に何かしらのヒントをくれる。
今日何か新しいことを始める理由にもなるかな。
木曜日の朝。
たばこと塩の博物館
火曜日は東京に。
午前中に自由な時間があったので、
東京は墨田区にある『たばこと塩の博物館』に行ってきた。
JT（日本たばこ産業）が運営するこの施設。
100円できれいな施設で、
そのとおり「たばこ」と「塩」の常設展をみることができる（特別期間でその他さまざまな展示もみることができる）
博物館とか美術館に行くのはそもそも好きなのだけれど、
この博物館の存在を『金属バット』のYouTubeで知り、
いいタイミングなので足を伸ばした（ #金属バット大好きです ）
たばこの歴史
マヤ文明
たばこの歴史というのは、
古くはマヤ文明（紀元前後から16世紀にかけて、 メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、ベリーズなどで栄えた。）にまで遡るらしい。
感覚としては「わりと最近じゃん」という感じがする。
それ以前からもこの文化はあったと予想されるが、
確認される最古のエビデンスとなっているのが、
マヤ文明の壁画であるそう。
その当時のたばこは嗜好品ではなく、
神秘的、神聖な行為の一貫で利用されていた。
それをスタートに、
近年の日本のたばこの歴史の変遷がまとめられてる。
江戸時代
日本でいえば、たばこは江戸時代に伝来し定着した。
江戸時代を描いた作品でも、
キセルでたばこを吸っている人々の姿をよく見かける。
そこからは島国の日本よろしく独自のたばこ文化が発展していく。
明治から大正
明治から大正にかけて、紙巻きたばこの普及と専売制の導入へという流れになる。
輸入たばこだけではなく国産のたばこが増えてくる。
そこに目をつけた日本政府は法律を整備し、
ついにはたばこを国営化する。
昭和
昭和ではたばこ産業は戦争による影響をうける。
従来から海外ノリだったたばこは、
パッケージの英語表記が禁止されたりした。
配給制が導入されたり、
「メンソール（ハッカ）」は「薬」になるということで、
メンソールたばこの生産量が減るということが起こったそうだ。
戦争が終わると大蔵省専売局が行っていた専売事業は、
日本専売公社に引き継がれる。
そこから日本は高度経済成長期に入る。
さまざまな製品が開発と販促のループで、
たばこ産業にはまたはずみがついた。
昭和60年には専売制度が廃止され民営化。
JT（日本たばこ産業）が誕生するという流れ。
平成から令和
そこからは平成から令和。
最近のたばこのイメージ。
健康志向高まりと規制を受けて、
1996年をピークにタバコの販売量は緩やかに縮小している。
一方業界ではM＆Aやグローバルなブランド展開も行われている。
「喫煙者と非喫煙者の共存」というのが、
テーマになっている時代が今。
サクッとこんな感じ。
向き合うべきテーマ
いろいろな業界や製品一つとっても、
こういった歴史があるのが面白い。
特に日本におけるたばこというのは、
ここ数百年の歴史の話。
これに触れることで、
大きな歴史の流れとそのなかにある人々の生活を、
鮮明にイメージさせてくれる。
いろいろな分析の観点もある。
「神」と「人間」との関係性
「日本」と「海外」の関係性
「国（政府）」と「国民（そこに住む人々）」の関係性
「資本主義」の構造
「税金」の話
「吸う人」と「吸わない人」との価値観の違い・・・・
現代の日本を生きるわたし達にとって、
日頃から向き合うべきテーマについて考えるきっかけが、
ごろごろと転がっている。
こういうのが個人的には好きなんだよな−。
脳汁が出まくり。
いい時間をすごした。
今すぐ役に立つかはわからないけれど、
必ずどこかで効いてくる経験。
こういう経験と時間を積み重ねていきたいね。
読んでいただきありがとうございます。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
参考動画はこちら↓
ピース。
世界平和。
ではまた。